果実とバター canarina ルミネ店:溶けたバターのような空間を創るモールテックスの魔法
- 滿 櫻井
- 2024年10月10日
- 読了時間: 3分
更新日:2024年12月13日

果実とバター canarina(カナリナ)イイトルミネ店
今回は、「果実とバター canarina ルミネ店」の施工事例をご紹介します。このプロジェクトでは、ユニークなリクエストから生まれた「バターが溶けたイメージ」を具現化するために、モールテックスが用いられました。その仕上がりは、店舗に訪れる人々に新鮮な驚きと楽しさを提供しています。
色を生む試行錯誤:鮮やかなイエローを追求して
canarinaのデザインコンセプトの中心は、「バターが溶けたイメージ」を空間に落とし込むこと。そのため、モールテックスを調色して、鮮やかなイエローを実現する必要がありました。
しかし、簡単ではありませんでした。モールテックスの基材である石灰石を基にしたモルタルは、自然な生成り色をしており、この色が調色結果に大きく影響を与えます。さらに、モールテックスは天然鉱物の顔料を使用しているため、発色が通常の三原色とは異なり、より柔らかな色合いなのが特徴です。
何度も試行錯誤を繰り返した末、ついにクライアントの求める「溶けたバター」のイメージにぴったりのイエローが完成しました。この色は、空間全体に暖かさと親しみやすさを与え、canarinaのコンセプトを見事に体現しています。
モールテックスの柔軟性と可能性
モールテックスの魅力は、その柔軟なデザイン性にあります。以下の特徴が、canarinaの外壁デザインにも活かされました。
調色の自由度:天然顔料と基材の特性を理解することで、唯一無二の色合いを生み出せる。
耐久性と機能性:外壁や内装にも適応し、長期間美しさを保つ。
独特の質感:滑らかさと自然な風合いが、空間全体を洗練された印象に仕上げる。
特に店舗外壁は、来店者に与える第一印象を決める重要な要素。モールテックスの色味と質感が、canarinaの「果実とバター」というブランドのユニークさをしっかりと伝えています。
次のプロジェクトで試してみませんか?
「果実とバター canarina」ルミネ店での施工事例は、モールテックスが持つ可能性の一端を示しています。もし、次のプロジェクトでオリジナルなデザインを追求したいなら、モールテックスを活用してみてはいかがでしょうか?
質問や相談があれば、ぜひお気軽にお問い合わせください。ユニークなデザインを実現するお手伝いをさせていただきます!
2024年4月にJR新宿駅の EATo LUMINE (イイトルミイネ) にオープンした、スイーツの新ブランド「果実とバター canarina」。サブレやマフィン、ケーキなどバターを“主役”にしたバタースイーツの可能性に着目した新ブランドです。
canarina
想いをカタチに、イメージ通りのお店つくりに真摯に向き合います。左官材モールテックスなどを使った空間つくりが得意で施工実績多数あります。
株式会社オフィスTAKAHATA
東京都港区赤坂3-17-8
土橋ビル4階
TEL 03-5244-9445