造作譲渡
とは?
居抜き売却(造作譲渡)とは、飲食店舗物件の内外装部分を譲り渡すことです。
造作とは、物件内部の仕上げ・造作取付け物・床・壁・天井・家具・厨房・空調などの設備、機器一式の事です。 建物の躯体などは建物所有者の所有物になるので、それ以外の内外装の仕上げと設備機器が含まれます。
飲食店用の物件は、スケルトンの状態で借りてからお店を造る、閉店する際にはスケルトンに戻して所有者に明け渡すという流れが一般的でした。
スケルトンに戻す場合、坪5~10万円ほどの原状回復費用が発生する事が一般的で、内装によってはもっと高額になる事もあります。
しかし近年ではスケルトン状態に戻すのではなく、店舗の造作を残した状態「居抜き物件」として売却・譲渡するケースが多くなっています。
居抜き物件で売却・譲渡する事で、利益を得て閉店することができます。